ベタオリを覚える
前提としてベタオリは損をする選択である
放銃を回避するために、和了りに必要な牌でも捨てて放銃しないようにすることをベタオリといいます。
まず、前提としてベタオリは損をする選択です。
例えば、
- 20%の確率で和了れる、そのときの獲得点数は7,700点
- 65%の確率で自分は関与せず、プラマイゼロ
- 15%の確率で放銃する、そのときの損失点数は5,800点
という状況だったとき、期待値はいくらでしょうか?
計算すると、670点となります。では、ここからベタオリしたらどうなるでしょうか?ベタオリによって放銃する確率を1/3にできたとしても、
- 0%の確率で和了れる、そのときの獲得点数は7,700点
- 95%の確率で自分は関与せず、プラマイゼロ
- 5%の確率で放銃する、そのときの損失点数は5,800点
となり、−290点となります。期待値はマイナスになってしまいました。
なぜそれでもベタオリするのか?
先ほどの話には1つトリックがあります。それは、テンパイしている場合の期待値であるということです。実際には、自分がテンパイしていない状況で、相手から勝負手が来ることも考えなければなりません。
テンパイしていなければ、和了ることはできません。つまり、そのときの期待値は、
- 0%の確率で和了れる、そのときの獲得点数は0点
- 85%の確率で自分は関与せず、プラマイゼロ
- 15%の確率で放銃する、そのときの損失点数は5,800点
となり、−870点となります。先ほど、ベタオリしたときの期待値が−290点だったことを考えると、こちらはベタオリしたことによって期待値が高くなります。つまり、和了れないのに放銃するくらいなら、放銃しないようにした方が期待値が高いというのが、ベタオリの基本的な考えとなります。
ベタオリするか、しないか
もう一つ、重要なことがあります。それは、相手がテンパイしているかどうかです。
普通は、相手がテンパイしているかどうかなんて分かりません。なので、実際には放銃する確率の方も0%なのかも知れません。
ただし、絶対にテンパイしていると分かる状況が1つだけあります。そう、リーチです。リーチが来たときだけは、その人はテンパイしていると分かります。
つまり、期待値に沿って考えると、ベタオリをする基準はこうなります。
ベタオリの基準
- 相手がリーチをしている
- 自分がテンパイしていない
このときにはベタオリをしましょう。逆に、これ以外の状況ではベタオリをする必要はありません。もっと言えばこれ以外の状況ではベタオリしてはいけません。